消費生活アドバイザーとは
消費生活アドバイザーとは、財団法人日本産業協会が試験を実施し、経済産業大臣が認定する公的資格です。
この資格は、企業や行政等と消費者のかけ橋として、消費者相談において適切なアドバイスをしたり、消費者の意向を行政や企業に反映させ、よりよいサービスや商品開発等に貢献する人材の養成を目的として創設されました。
日常生活で得られる消費者としての知識が生かされるため、主婦からの挑戦が大変多く、現在の有資格者の6割以上を女性が占めています。
この資格の特徴として挙げられるのは、「消費生活アドバイザー」の資格を取得すると協会(NACS)の人材簿に登録申し込み(任意)ができるという点です。協会(NACS)では、求人紹介や講師派遣依頼、モニター依頼などに対応しています。
また、消費生活アドバイザーの資格取得者の主な求人先には、行政の消費者相談窓口や企業の「お客様相談/カスタマーサービス」、「消費者センター」になっているようです。