生活経済、経済統計と調査方法の知識
【生活経済】
日常生活に密着した経済である家庭経済の基本(収入、支出、資産、貯蓄、税)について学びます。
家計運営に影響を与える社会環境の変化や家族の価値観、生活条件の変化(家族構成など)に応じた資産管理や将来計画の立て方、ライフサイクルに応じた家計管理、生涯にわたる家計収支、貯蓄計画を中心にした長期生活設計と現在の消費生活を中心とした短期生活設計について、社会経済と家計の関係などについて深く考えます。
出題分野は次の通りです。
●健全な家計や個人の収支構造
●合理的な消費支出、資金計画、資産形成
●諸資源の有効な利用法
●社会構造変化を考えた生活設計について
また、可処分所得や収支項目分類、消費構造、生命保険、税金(国税と地方税、直接税と間接税など)、多重債務、自己破産、家庭の資源(貨幣や物資、時間、エネルギー、サービス、知識など)、高齢化と年金改正、年金制度の課題、出生率などについての知識も必要となります。
【経済統計と調査方法の知識】
国勢調査や家計調査、消費動向調査、貯蓄動向調査、消費者物価指数、有効求人倍率、完全失業率、国民総生産、国内総生産、マネーサプライ(通貨供給量)など、暮らしや家計にかかわる統計や基礎的な調査方法について学び、基本用語の暗記と内容の理解や、経済データの持つ意味と作成者の意図を読み取ることが求められます。
試験には、統計学の基礎的知識と経済指標による応用問題、指標データの見方、指標の問題点や独特の癖などが出題されています。
出題分野は次の通りです。
●国や地方公共団体が実施している各種調査の内容とその特色(全数調査、標本調査、データ無作為抽出法、等間隔抽出法、二段抽出法、層別抽出法など)
●調査の企画や作成に関する基礎的事項(官庁統計と民間統計、第1次統計と第2次統計、静態統計と動態統計、標準分類、平均値、最頻値、中位数、範囲、分散、標準偏差など)
●データ収集の方法と特色(質問法、観察法、実験法、郵送調査法、留置調査法、電話調査法、個人面接法、集団面接法など)
●データの分析方法
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